2023.01.16
冬は空気が乾き、乾燥が激しい季節です。
肌や唇の乾燥、髪のパサつきや傷み、喉や鼻の不調などにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
今回は、「乾燥」について解説いたします!
乾燥が厳しい季節では、汗をかいていなくても感じることのないまま皮膚や粘膜、あるいは呼気から水分が失われる「不感蒸泄」によって水分が失われます。これにより失われる水分は、安静時で1日約900ml、湿度や気温によって失われる水分量は増えるといわれています。
知らず知らずのうちに水分が失われ続けると肌が乾燥するだけではなく、喉や目を傷める、唇や口角が切れる、空咳等の症状がみられます。そのような乾燥によっておこる諸症状のことを、東洋医学では『燥邪(そうじゃ)』と呼びます。
乾燥によって体が弱ってしまう原因の一つに、体に”気”を巡らせる役割を担う「肺」に負担がかかってしまうことが挙げられます。
肺は潤いを好みます。そのため、呼吸を通じて乾燥した空気が肺に入っていくと、肺の機能が低下してしまうのです。
冬の厳しい乾燥に打ち勝つためには、「肺」を潤し、元気な状態にすることが必要です!✨
ここからは、「肺」を潤すために効果的な食材と漢方茶をご紹介いたします!
肺を元気なまま保つには「白い食材」が良いとされています。
大根、白菜、長ネギ、蓮根、山芋、かぶ、梨、白ゴマ、牛乳、豆腐、杏仁、鶏肉、白身魚などです。
大根はおろして食べると喉の痛みの緩和につながったりと、食べ方を工夫すると様々なことに効果が期待できます。
料理で栄養を補うのは難しいという方は漢方茶を取り入れてみましょう!
潤肺や乾燥肌改善には桑の葉茶・百合根茶がお勧めです。
桑の葉は古くから空咳の治療に使われることがあったほど、乾燥改善に役立ちます。
百合根は先程ご紹介した”白い食材”の一つでもあります。百合根は「びゃくごう」と呼ばれ、古くから生薬として親しまれてきました。呼吸器に潤いを与え、乾燥からくる咳を鎮めるほか、精神を安定させる効果があるといわれています。
いかがでしたでしょうか?
喉や皮膚だけではなく、「肺」にもしっかり潤いを与えてあげることで乾燥に負けない体をつくっていきましょう✨
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